※この記事に乗っている情報を鵜呑みにして実践して損を被ったとしても僕は一切責任を取りません。
僕はたまに不要なカードや高騰したカードを売って小遣い稼ぎをしているのですが、売っていく中でほぼ確実に高騰するカードの特徴、共通点を見つけたのでご紹介します。
元々デュエマをやっている方にも副業かなんかでトレカを取り扱ってる方にも参考にはなるかと思います。
理論上必ず値上がりするカード
デュエマは新弾発売や環境変化で日々カードの相場が変わります。
基本的には需要が高まればその分価格が上がることになるのは分かっていただけるかと思います。
そして実はデュエマには定期的に特定のカードの需要が爆発的に高まる瞬間があります。
それが、殿堂解除です。
殿堂とは、強力過ぎるが故にデッキに入れられるカードの枚数が制限されているカードのことであり、殿堂解除とはそれが解除されることを言います。
通常の殿堂入りカードはデッキに1枚のみ入れられ、プレミアム殿堂入りのカードは1枚も入れることが出来ません。
この制限が撤廃される瞬間こそ狙い目なわけです。
殿堂解除で値上がりする3つの理由
殿堂解除でなぜ値上がりがほぼ確実に起きると言えるかを3つの理由に分けて解説します。
・単純に需要が4倍になる
上記で需要が高まれば価格が上がると書きました。
これを踏まえて殿堂解除に注目してみると、今まで制限されていた、つまり、今まで殿堂でデッキに1枚しか入れられなかったものが突然4枚入れられるようになるということになり、単純計算で需要がその瞬間4倍になります。
2024年8月の殿堂解除を例に挙げてみましょう。ここではゼロの裏技ニヤリー・ゲットというカードが殿堂から殿堂解除、1枚しか使えなかったものが4枚使えるようになりました。
殿堂解除前当時のゼロの裏技ニヤリー・ゲットの相場は例外こそあるものの大体通常版で4枚300円程度。プロモの光っているバージョンのカードでも500~600円程度でした。
そして殿堂解除が発表され需要が高まると…
一気に価格が高騰。通常版で4枚1600円程度、光っているバージョンになると1枚で2800円にまで値段が上がりました。相場が4~5倍にまで上がっていることが分かると思います。
このように殿堂解除されたカードは価格が上昇しやすいです。
・殿堂カードは再録が少なく意外と世に出ていない
殿堂解除されたカードが高騰しやすい理由にデュエマの再録の仕方も挙げられます。
デッキに1枚しか入れられない殿堂カードは、単純計算で他のカードの4分の1の需要しかないのでデュエマプレイヤーもあまり必要としていませんし、公式もそれを汲み取ってあまり積極的に殿堂カードの再録をしないのです。
そのため、殿堂になるまでにそのカードを使っていた古参プレイヤー以外はあまり枚数を確保していなかったりするのです。
そんな中で急に4枚必要になったら価格が急騰する、という仕組みなのです。
・別に再録してても何故か高騰する
上記で殿堂カードは確保していないプレイヤーもいるという話をしましたが、先ほど紹介したゼロの裏技ニヤリー・ゲットは実は例外のカードでした。
というのも殿堂解除と同年の2月発売のパックにて再録されており、まとまった数のゼロの裏技ニヤリー・ゲットを確保する機会があったのです。持っていなかったとしても市場には沢山のこのカードが流通していたはずで、需要が急に高まっても皆に行き渡る程度の量のカードがあったはずでした。少なくとも適正価格はもう少し下のはずです。
にも関わらず結果は4倍以上の高騰。数年メルカリでデュエマを扱っている僕だから言えることですが、デュエマ界隈にはどうやらミーハー層が一定数いて、急騰していようが適正価格より高かろうが全く気にせず話題のカードを取り敢えず脳死で買ってしまう人が少なくないようなのです。
こういった人がいるために僕の小遣い稼ぎは成り立っています。ありがとうございます。
以上の3つの理由から殿堂解除されるカードは熱いのです。
とは言え、殿堂解除されるようなカードの在庫を都合良く抱えることが出来るのか?という疑問も湧くことと思います。
そこで、そろそろ殿堂解除されるかも?と噂されているカードをいくつかリストアップします。
カード下のリンクを踏めばそのままメルカリの画面に行くので仕入れにご利用ください。参考になれば幸いです。
蒼き団長ドギラゴン剣
デュエマにおける主人公級のカードで2016年に登場してから未だに根強い人気を誇ります。
オーバースペック気味だった当時に比べて今は強力なカードも数多く登場したために、このカードが殿堂解除されても許されるのでは?という意見も多くなりました。
最近の殿堂解除も、どちらかというと殿堂カードの中でも強いカードが解除される傾向にあり、蒼き団長ドギラゴン剣が殿堂解除される日も近いかもしれません。
数々のバージョンがあり、中には高額プロモカードもあるため解除読みで買っておくといいかも…?
ヨミジ 丁-二式
2019年度環境の一時代を築いた、プレミアム殿堂のカードです。このカードはGRというギミックを使うのですが、このGRギミックを使うルールがあまり主流ではなく、GRギミックを使うルールの環境でも上手く使えるデッキが無さそうなので、そろそろ許されるのでは?と思っています。
ただし、このカードはデッキに2枚までが採用上限であり需要が通常カードより低いために解除されてもそこまで値上がりしない可能性もあります。
Dの牢閣メメント守神宮
これまた一時代を築いた防御カードですが、今の時代にこのカードが来ても全然攻め切れそうなので普通に解除される気がします。
こちらも蒼き団長ドギラゴン剣と同様プロモが存在するので、安いうちに買っておくといいかも…?
他にも殿堂解除候補のカードはいくつか考えられるので、是非殿堂カードから見繕ってみてください。
発送は上記の記事を参考にしてください。この記事で紹介されているビニールで梱包したものをミニレターで発送するのがおすすめです。
以上でこの記事は終了です。
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もうそろそろいいかな…
というわけで半分冗談で今この記事を書いています。上記で紹介した方法で小遣い稼ぎが出来るというのは本当ですが、必ず得するわけではありません。当然リスクはあります。
まずそもそも仕入れたカードが殿堂解除されるとは限らないということ。殿堂解除されるカードは半年に1回の発表で1~2枚程度。解除予想は基本外れるものです。そんな中いつ解除されるのか、そもそも本当に解除されるのかも分からないカードを長期間在庫として管理し続けるのには手間がかかります。下手すれば10年近く解除を待つ可能性すらあります。
そしてそこまで高騰するのは珍しいということ。ゼロの裏技ニヤリー・ゲットの殿堂解除による急騰の理由はこのカードと相性のいいジョニーの書の発売、そしてそのデッキが環境でもある程度通用する力があったからこそです。こういった要素が噛み合ってあそこまでの高騰が起こったということはDMPなら理解できますが、ただ高騰情報を追いかけてトレカせどりしているだけの人にはその状況を瞬時に理解することは難しいはずです。
これらの理由から、この小遣い稼ぎは現役DMPにしか出来ないものだと考えています。長期間カードを保管することなんて日頃からやっていることですし、公式商品の発売スケジュールなんてこのゲームに触れている以上嫌でも目に写ることになるからです。
そしてこの方法を試せるほどのDMPであればこの方法がいかに非効率かも充分に理解出来るかと思います。来るかも分からない殿堂解除を期待して在庫管理するよりプレイスキルを磨いて得たCS優勝プロモを売った方が何倍も効率がいいし建設的です。
皆さんはこんな記事に騙されないようにしましょうね。
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